仙台箪笥 みちのく工芸

伝統の仙台箪笥の制作・手直し、みちのく工芸の公式ブログです。仙台箪笥が出来るまでや、日常生活で役立つ家具の知恵をご紹介します。

豆知識お手入れ方法

 

問題点処理・処置方法
1抽出しの出し入れが悪い矢印の方向にロウソクを擦りつける。更に本体の抽出しが入る内側にもロウソクを擦りつけると、良く滑るようになります。
2家具の汚れの掃除の仕方洗面器などにぬるま湯を入れ、食器用洗剤を入れてよくかき混ぜ、綿製の布を浸し、よく絞ってから汚れた部分をふき取ります。更に、ぬるま湯で付着した洗剤をよく拭きとります。次に、乾いた布で、水けをよく拭きとって下さい。
3表面の保護綿布で小袋を造り、米ぬかを入れ、時々軽く拭いて下さい。長年拭き続けるとツヤが出てきて汚れも付きにくくなります。
4落書き水性、油性等ペンの種類によって消し方は一概には言えませんが、ホームセンター等に書いたペンを持参し、問い合わせを行って下さい。大半の落書きは消せます。
5戸棚のガラス戸の滑りが悪い鴨居と敷居の溝の部分にロウソクを擦りつけて下さい。見違えるように軽くなります。
6障子の滑りが悪い鴨居と敷居の溝の部分にロウソクを擦りつけて下さい。見違えるように軽くなります。
7ふすまの滑りが悪い鴨居と敷居の溝の部分にロウソクを擦りつけて下さい。見違えるように軽くなります。
8開戸丁番がキーキー音がするそのままにしていると間もなく丁番が破損する恐れがあります。直ぐに丁番の回転芯部分に綿棒(割り箸の先端にティッシュを巻いてもいいです)などにマシン油(無い時は食用油でもよい)を付け、回転芯部分に注油して下さい。直ぐに音がしなくなり快適は開閉となります。
9開戸が傾きと枠に当たり開閉しにくい問題の部分の写真をメールにて送信下さい。
大半の問題は、自力で直せます。
       
 お困り事、ご質問がございましたら、お気軽にお電話またはメールにてご連絡下さい。
 E-MAIL  michinokukougei@globe.ocn.ne.jp
  TEL    0224-56-6677
                

お手入れ説明の写真は、準備出来次第掲載致します。
今しばらく、お待ち願います。

仙台箪笥 小箪笥

伝統の仙台箪笥の制作・修理を行っている、みちのく工芸の公式ブログです。
今後、このブログでは、知って得する家具のまめ知識や、仙台箪笥ができるまでの工程を細かくご紹介いたします。ぜひご覧ください。

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